メンバー紹介 - 弘瀬 裕

IPO支援 シニア 2011年入社 ※取材内容、および登場する社員・職員の所属・職位は取材当時のものです。

IPO支援 シニア 2011年入社

出産は、新しい働き方の発見にもなる。

IPO支援 シニア 2011年入社 弘瀬 裕

弘瀬 裕(メンバー紹介)

不動産営業から、会計士へ。

以前は、不動産関連企業の営業職として働いていました。所謂新卒で入社したその会社は、基本的にお客様からのお問い合わせや来訪に応じて仕事が発生するかたちとなっていたため、“待ちの姿勢でいる時間”が長い環境でした。入社してしばらくは基礎業務の習得に必至だったため夢中で働いていたのですが、やがて落ち着いてくると、もっと積極的な姿勢で業務に臨みたいと考えるようになりました。そんな折、簿記を学んでいた妹の影響で公認会計士の仕事を知り、「これは面白いぞ」と思ったことから勉強を本格的に開始。およそ2年後、晴れて公認会計士の資格を得ることができました。
様々な監査法人を検討する中で、最終的にあずさ監査法人に入社を決めた理由のひとつは、面接を通じて感じた“温かさ”です。笑顔がこぼれる和やかな雰囲気の中、どんな質問にも丁寧に答えて頂いたことを覚えています。また、当時から「結婚や出産を経た後も、長く働きたい」という希望を持っていた私にとって、育休・産休後の復帰事例があるあずさ監査法人の環境は理想的でした。

弘瀬 裕(メンバー紹介)

燃料は、周囲の志。

入社後は、上場企業の監査やIPO支援業務を担当する第2事業部に所属しています。働き始めてまず感じたことは、あずさ監査法人に根付く“クライアントと一緒に歩む姿勢”です。監査業務にはクライアントの協力が不可欠。都度、こちらから資料や情報のリクエストをします。このような依頼に対して、しっかりと応えて下さるクライアントのためにも、私たちは全力でその責任を全うする。特にIPO準備会社では、上場に向けて様々なサポートを望まれており、業務も多岐に渡ります。忙しい時期にもなりますが、どちらかが一方的に頑張るのではなく、お互いが共にひとつのゴールを目指しているという実感があり、大きなやりがいを感じます。
また、私が入社から今までずっと高いモチベーションを維持できているのは、周囲のメンバーが持つ意識の高さにあります。少しでも分からないことがあれば、わかるまでとことん調べ抜く。クライアントから相談を受けたら、それへの回答からさらに先を見越した回答までを用意する。このように、積極的に仕事へ取り組む環境は、転職の際にイメージしていた理想的な職場そのものなのです。当然、新しい会計基準などが出た際は、皆いち早くそれを習得するための勉強を怠りません。分からない内容が出た際は、上司や後輩とお互いに教え合うこともしばしばです。自分たちの成長に貪欲な点も、非常に素晴らしい環境であると思います。

弘瀬 裕(メンバー紹介)

母として。会計士として。もっと、高みへ。

現在、私は社内のFWP(フレキシブル・ワーク・プログラム)を利用しながら、時短勤務をしています。FWPとは、妊娠、育児および介護を理由にワーキングスタイルの調整を希望する職員向けの制度です。5つあるプログラムの中から適切なものを申請することができ、私は“16時までの時短勤務”を活用しています。
この一方で、実は時短勤務を活用する前「仕事の状況に応じて、柔軟に帰宅時間を調整しよう」と考えていました。また、周囲の理解がどれほど得られるのか分からず、不安があったことも事実です。ところが、実際にプログラムが始まってみると、それらが杞憂に過ぎなかったことを知りました。驚くほど、周囲が協力的なのです。現場の責任者であるインチャージからは「もうすぐ16時だよ」と優しく声を掛けてもらえますし、メンバーからは「残りの仕事はやっておきますよ」とフォローをして頂ける。シニアとしてチーム内でしっかりと役割を果たし、責任を全うしながら、同時に家庭との両立も図れているこの環境に、心から感謝をしています。
また、FWPの時短制度の活用期間は、最長で子供が小学校卒業までとされています。仕事と育児を両立させながら、段階的にフルタイムの勤務に戻り、活躍できるようなサポート体制が充実している点もありがたいと感じています。
あずさ監査法人で働く先輩方の中には、時短勤務をしながらインチャージとしてチームを纏めている方もいらっしゃいます。いずれは私も、そうした公私共に頼られる存在へと、自らを高めていきたいと思っています。