従来、日本では、企業間における訴訟については、欧米のような積極的スタンスで臨むことは稀であり、当事者同士の話し合いにより和解することが通例でした。しかし昨今はビジネスの国際化に伴い、グローバル企業を中心に国際的な訴訟への対応を迫られるケースが増えています。 それに加え、震災の発生に伴い、損害賠償や損害保険による保証などに直面している企業が多くあり、専門家による算定や仲裁、証拠資料等の収集のニーズが急速に高まっています。KPMGは、訴訟を前提とした調査及び訴訟・仲裁のサポートを提供します。訴訟事件において、独立した第三者として、裁判に有用な証拠資料の収集、証拠内容の検証や事件との関連の分析など、企業および法律顧問にアドバイスを提供します。

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KPMGの提供する係争・訴訟関連サービス

係争分野における豊富な実績とノウハウ

  • 係争支援、不正調査、契約遵守調査等のフォレ ンジック分野で、国内最大手として年間多数のサービス提供を行い、比類なき経験とノウハウを有します。
  • 大手弁護士事務所、著名弁護士との協業実績が豊富であり、貴社担当弁護士との円滑なコミ ュニケーションが可能です。

会計、IT、ファイナンスなど豊富な専門家を擁する体制

  • KPMGは、会計、IT、電子証拠収集、ファイナン ス、企業・事業価値評価、M&A、不動産評価などの分野における専門家を擁し、係争の局面においてさまざまなニーズに対応いたします。

監査法人グループとしての独立性と信頼性

  • KPMGのメンバーファームとして、高い独立性と信頼性を有します。
  • 係争支援の局面においては、監査法人グループとしての独立性、信頼性に基づき、公正かつ高品質なサービスの提供を行います。

グローバルネットワーク

  • 世界143ヵ国にまたがるKPMGネットワークを駆使した包括的なサービスを提供しています。
  • 世界の主要85都市に約800名の日本人および日本語対応可能なプロフェッショナルを配し、グローバルでの日本人によるサービス体制を構築しています。

訴訟関連サービス

訴訟戦略・準備に関する支援

KPMGは、訴訟の準備を含む係争の各段階において、会計、ファイナンス、IT等各分野の専門家として、情報収集、分析、評価などを通じて、企業および担当弁護士の意思決定および訴訟戦略策定を支援します。

訴訟戦略は民事訴訟に留まらず、コンプライアンス問題に関する当局対応問題等にも、企業の担当弁護士を側面から支援します。また、国際的な訴訟においても、世界に展開するフォレンジックネットワークを活用することで、クロスボーダー案件に対しても、各国の会計ルール、税法、慣習の違いを超えたサービスを提供することが可能です。

 

専門家による分析・評価・算定

係争を効果的に解決するためには、案件に係るあらゆる情報を網羅的に分析し、事実関係を明らかにすることが不可欠です。KPMGは、会計、ファイナンス、IT、企業・事業価値評価、不動産評価、その他資産評価などで第一線で活躍する各種専門家が、各専門性に基づいた分析を行い、信頼性の高い分析結果および評価・算定結果を提供します。

 

証拠資料の収集・整理

訴訟を有利に進めるためには、案件に関連する各種情報を効率的に収集・分析することが必要となります。また、海外の訴訟においては当該国での情報開示ルールに則り、必要な情報を正確、迅速、かつ網羅的に収集することが求められます。

KPMGは各国の大型訴訟案件に関わってきた経験から、訴訟に必要な情報の収集、整理を支援します。近年では訴訟に関連する資料は紙ベースのみならず、データベース、メール等の電子媒体も多く含まれています。デジタルフォレンジックチームは、電子データを効率的、かつ網羅的に収集、管理するノウハウを有しています。

 

主要メンバー

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