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フィナンシャルデータアナリティクス

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Financial Data Analyticsとは

有限責任 あずさ監査法人は、日本企業のために独自開発したデータ分析ソリューション「Financial Data Analytics(フィナンシャルデータアナリティクス 以下、FDA)」を提供します。

FDAは、グローバルに経営活動を行う日本企業のために開発された、オンラインで利用できるデータ分析業務プラットフォームです。SaaS(Software as a Service)型で提供されるプラットフォームのため、導入コストなしで、すぐに利用開始できます。

CFO業務領域(経理財務部門、経営管理部門、子会社管理部門、内部監査部門等の業務)を対象に、「子会社分析」「仕訳分析」「経費分析」「進行基準分析」を提供しています。

また、フォレンジック専門家が企画・開発した子会社分析(不正検知版)を、FDAの「子会社分析」のアドバンス版として提供しています。

FDAの利用により、グローバルに活動する日本企業のCFO業務領域、特に経理業務の共通の課題の解決に役立てていただけると考えています。

サービス概要:Financial Data Analytics
関連ページ:経理財務業務の新常態~財務データ分析プラットフォームFDAを利用したトランスフォーメーション~

 

子会社分析ツール(月次・四半期・年次)

親会社経理部門等による子会社財務数値の分析のためのツールです。

分析指標及び閾値の組合せにより定義された分析シナリオに基づき異常値を検知し、検知結果をビジュアルに表示します。前期・前年同月比較のほか、長期トレンドやセグメント中央値比較といった視点での分析を行うこともできます。

異常検知された項目については、原因の調査が実施されることを想定し、調査方法や調査結果をコメントとして記載して記録する機能を実装しています。継続利用により、分析に係る知見・ノウハウの蓄積の効果が期待できます。

また、分析シナリオごとに検知された異常値に基づき、子会社のリスクがスコアリングされるため、内部監査部門等の監査計画策定やリスク評価の参考情報としてもご使用いただけます。

2021年6月のバージョンアップでは、子会社分析(四半期)を対象に、KPMGのノウハウに基づく分析シナリオが追加されました。貴社状況に応じた分析シナリオを選択することで、より効果的な分析が可能となります。また、貴社のご依頼に基づき、標準シナリオに加え、分析シナリオの追加設定も可能となりました。
加えて、今回のバーションアップでは、海外子会社が報告する現地通貨を対象とした分析機能が実装されています。これにより、円換算による為替変動の影響を除いた分析が可能となります。

なお、今回の子会社分析の四半期の機能のバーションアップは、今後、子会社分析(月次)(年次)へ展開、統合していくことを予定しています。

子会社分析ツール(不正検知版)

フォレンジックチームが企画・開発したツールであり、会計不正検知の機能が充実しています。

会計不正リスクは業界・企業毎に異なるという実情に対応すべく、利用企業毎に検知シナリオおよび検知基準を柔軟にカスタマイズできる機能を実装しています。フォレンジック専門家の経験と知見にもとづき利用企業毎に最適なチューニングを行うことで、効果的かつ効率的な不正検知を実現します。

初期設定の完了後、利用企業はFDAに財務データをアップロードすることで、フォレンジック専門家の分析アプローチを社内で継続的に利用することが可能となります。これを通じて、グループガバナンスの高度化を図るとともに、子会社会計不正の見逃しによる損失拡大を未然防止します。

仕訳分析ツール

経理部門・内部監査部門等による会計仕訳のモニタリング、会計処理の誤りや異常な取引の検知のためのツールです。

仕訳分析ツールで提供される分析シナリオは、特にエラーや不正が発生しやすい、システム自動仕訳以外のハンド仕訳を対象に、利益に与える影響の視点での分析を行います。
2021年6月のバージョンアップでは、KPMGのノウハウに基づく仕訳抽出に係る分析シナリオが追加されました。また、貴社のご依頼に基づき、標準シナリオに加え、分析シナリオの追加設定も可能となりました。


一般的に、仕訳分析業務は、膨大な量のデータを扱うため、抽出までの作業負担が大きく、かつ、抽出方法が属人化する傾向にあります。本ツールは、分析シナリオに基づいた異常の兆候がある項目を自動検知する機能や仕訳入力者データに基づき業務の偏り等を検知する各種分析機能を提供しています。加えて、分析結果は可視化され、ユーザによる内容の把握と絞り込みを効率的・効果的に行えるようなインターフェースを備えています。絞り込みの過程を履歴として残す機能の他、異常項目に対する調査をサポートする以下のような機能を実装しており、データ分析に係る知見・ノウハウの蓄積、メンバー間での共有にご活用いただけます。

  • 仕訳単位の明細をファイル出力できる
  • 異常かどうかの調査結果を出力ファイルに入力できる
  • 調査結果をFDAにアップロードすることで、分析結果をデータとして蓄積できる

仕訳分析ツール(リフト値)

仕訳分析のうち、勘定科目の組み合わせ分析を高度化しています。
仕訳データ分析ツール(リフト値)では、リフト値を利用して「珍しい(レア)な勘定科目の組み合わせ」をランキングすることで分析を行います。
リフト値を活用し、想定されない勘定科目の組合せである異常仕訳を特定するとともに、ユーザによる内容の把握と絞り込みを効率的・効果的に行えるようなインタフェースを備えています。

※リフト値:相関分析の指標の一つで、ある事象が起こった時に別の事象が起こる確率が高くなるか(リフトされるか)どうかを表す指標(ここでは、勘定科目の組合せのレア度を示す)

経費分析ツール

経理部門・内部監査部門等による従業員の立替経費のモニタリング、異常な経費明細の兆候を検知するためのツールです。

経費分析ツールは、従業員立替経費の取引全体から異常取引を自動検知し、結果を可視化します。無駄な支出の兆候、不正利用リスクシナリオに該当するデータの確認、経費の適正化などを目的としたモニタリングにご活用いただけます。主な特徴は以下の通りです。

  • 部門と経費費目の組み合わせで発生金額を集計し可視化するため、経費削減余地の特定が容易です
  • 経費申請の内容や承認記録等を対象に、通常運用から逸脱している可能性のある取引を容易に検知できます
  • さらに、KPMG独自のノウハウを組み込んだリスクシナリオに該当するデータを確認することも可能です

異常と判断した経費取引は一覧出力して原因・実態調査へと進めていただき、調査結果は記録してツールに取り込むことによりノウハウの蓄積が図られます。経費分析ツールは、データ分析業務のプロセス全般をサポートします。

進行基準分析ツール

進行基準分析ツールは、進行基準適用案件(進捗度を見積り収益計上する案件)を対象にした分析ツールです。
※進捗率を原価発生額に基づいて分析するケースに適用されます。

進行基準分析ツールでは、案件情報に基づく各進捗率から算定した標準エリアやクラスター分類の結果を可視化します。
これにより、見積原価の妥当性の分析や原価付替リスクの高い案件を特定するとともに、ユーザによる内容の把握と絞り込みを効率的・効果的に行えるようなインタフェースを備えています。

FDA更新の履歴

2021.06.07   

  • 子会社分析、仕訳分析のバージョンアップ

2021.03.15

  • 仕訳分析(リフト値)、進行基準分析のリリース
2020.12.21  
  • 子会社分析(四半期版)のリリース
2020.10.16  
  • 仕訳分析追加機能(金額・入力日・担当者分析)のリリース

2020.10.01   

  • 子会社分析(不正検知版)のリリース

2020.08.26  

  • 経費分析のリリース

2020.07.01   

  • 子会社分析、仕訳分析のリリース

FDA今後の展開

FDAとして、複数の分析ツール(子会社分析、仕訳分析、経費分析、進行基準分析)をご提供していますが、KPMGでは、企業のさらなる経理業務の高度化にご活用いただけるような分析ツールの研究・開発を進めています。
現在、以下の分析ツールの開発を進めており、今後の順次リリースを予定しています。

  • 連結仕訳分析
  • 購買分析
  • 原価・費用構成比率分析
  • 連結グループ内取引分析
  • 債権債務分析
  • 売上分析
  • 在庫分析

また、既存の財務分析ツールの機能拡充も進めています。

  • 仕訳分析:グループ会社間の比較機能等
  • 経費分析:グループ会社間の比較機能等
メニュー

データ分析業務導入支援サービス

データ分析業務の導入初期段階では、経験・知見の不足から、分析シナリオ(閾値等)の設定が試行ベースとなり、データ分析によって多数の異常値が検知される可能性が高く、また、異常値の原因・実態調査にも多くの時間が掛かる傾向があります。

そのため、データ分析業務の導入は、トライアル運用から始め、その結果を踏まえた基本方針の策定、方針に基づく業務設計・運用体制構築を経て、本格運用へと進めることを推奨いたします。

KPMGは、データ分析業務の運用体制構築に対するご支援サービスを提供しています。

FDAの利用を通じて、データ分析業務が確立され、さらなる高度化や個別性の高いデータ分析に対するニーズが生じるケース、また、ビジネス特性などからFDAが提供する標準的な分析シナリオでは会社固有のニーズに基づく分析が十分に実施できないケースが生じることも想定されます。そのような場合は、独自の分析ツールの開発も検討が必要となります。

KPMGは、分析シナリオ作成に係るアドバイスの他、分析ツール開発や貴社システム環境への実装に係る支援サービスもご提供しています。

詳細はこちら

Digital Intelligent Accounting サービス

FDAの利用によるデータ分析業務の確立は、CFO業務のデジタルトランスフォーメーションの重要な一歩ではありますが、その全てではありません。

KPMGは、経理部門業務を始めとするCFO業務領域全般に対して、デジタル活用による変革、業務の高度化・効率化、グループ経理ガバナンスの強化、テレワーク環境への対応によるレジリエンスの増大など、日本企業が有する課題の解決を数多く支援してきています。

KPMGのDigital Intelligent Accountingのソリューションには以下のようなものがあります。

  • 経理業務・決算業務のデジタルトランスフォーメーション
  • デジタル決算/リモート決算の実現

‐ 決算デジタルプラットフォーム導入
‐ 決算業務テンプレート・統制テンプレート活用による
  決算業務のデジタル化・可視化・標準化
‐ RPA導入

  • 子会社リスク分析・モニタリングの自動化
  • 経営管理デジタルプラットフォームの導入
  • デジタル時代の経理財務人材育成 など

FDAご利用申請の流れ

FDAのご利用を希望される方は以下のお問合せフォームよりご連絡ください。担当者よりご利用開始までの手順等について、個別にご連絡差し上げます。

ご利用申請やサービスの詳しい内容のお問合せ等はこちらから

FDA

本紙で紹介するサービスは、公認会計士法、独立性規則及び利益相反等の観点から、提供できる企業や提供できる業務の範囲等に一定の制限がかかる場合があります。詳しくはあずさ監査法人までお問い合わせください。
競合企業のご利用はご遠慮ください。また、弊法人の都合により、業務を提供できるお客様の範囲(個人のお客様を含む)や提供できる業務の範囲等に一定の制限がかかる場合があります。