金融庁が昨年公表した「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」において「データ管理(データガバナンス)」に関する項目が設けられるなど、近年、金融業界のAML対応におけるデータガバナンスの需要が高まっています。KPMGではAML対応におけるデータガバナンス態勢の構築・高度化にあたりコンプライアンス部門やシステム部門を始めとし、全社横断的にさまざまな支援を提供します。

AMLにおけるデータガバナンスの役割

データガバナンスのAML業務における役割としては、当局のAMLガイドライン対応で求められる「データの管理」とデータの利活用に伴う「AML業務の高度化」の2つが挙げられます。

データガバナンス整備のポイント

今回のAMLガイドライン対応については、データガバナンスとして、以下の3つのポイントを押さえ、同ガイドラインの個別項目に対応した態勢や手続きを整備し、文書化することが必要です。

  • 役割・責任の整理
  • 管理対象・品質要件の定義
  • 評価・検証プロセスの整備

主な支援内容

あずさ監査法人では、金融機関のAML業務におけるデータガバナンス態勢の構築・高度化に向けて、さまざまな観点からクライアントのニーズに即した支援を提供いたします。AML対応のギャップ分析に始まり、データガバナンス態勢のゼロからの構築、定期的なデータガバナンス態勢の評価等、ご要望に応じ適宜対応いたします。

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