KPMGコンサルティング、書籍『ローカルグリーントランスフォーメーション』を発行

COP26前後から現在までに発生した脱炭素を巡る世界の動向や今後の展望などを考察した書籍を発行しました。

COP26前後から現在までに発生した脱炭素を巡る世界の動向や今後の展望などを考察した書籍を発行しました。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、書籍『ローカルグリーントランスフォーメーション』を、株式会社エネルギーフォーラムより発行しました。

GX(グリーントランスフォーメーション)という言葉が世の中に浸透するとともに、カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素化に関するさまざまな取組みが産官学を挙げて活発化しています。一方、エネルギー安全保障を含むGXの取組みは、グローバル社会における日本という国単位でのローカル事情から、国内の各地方・地域により異なる特性に由来するローカル事情が存在することから、「ローカル」を起点に考える必要があります。

本書では、COP26前後から最近に至るまでに発生した脱炭素を巡る世界の動向や今後の展望などを示すとともに、カーボンニュートラル宣言以降の国内における脱炭素化政策の流れを俯瞰しつつ、エネルギー安全保障問題を含む国内のエネルギーに係わるさまざまな課題について考察しています。

さらに、GXの考え方やイノベーション(技術革新)を起こすことに向けての課題などを整理するとともに、GXが地域社会に及ぼす影響や都市のスマート化の必要性と収穫逓減型社会から収穫逓増型社会への移行の必要性について考察しています。また、地域脱炭素化時代におけるエネルギー供給の課題と展望、日本型スマートシティのあり方と地域での総合的なユーティリティの必要性について提言するとともに、北海道、富山、宇都宮の取組みを紹介しながら、「ローカルGX」のあり方やその先の未来について考察しています。

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【本書の構成】

第1章:脱炭素化を巡る世界動向
第2章:日本におけるGXの方向性を探る
第3章:GX戦略とローカルGX
第4章:日本の社会課題と脱炭素化
第5章:社会課題への解決手段としてのスマート化
第6章:地域の脱炭素化とスマートソサエティのあり方
第7章:地域におけるソーシャルイノベーション
第8章:ローカルGXの実現とその先の未来

【本書の概要】

書籍名:ローカルグリーントランスフォーメーション
編著者:巽 直樹プリンシパル(KPMGコンサルティング株式会社)
発 行:株式会社エネルギーフォーラム
発行日:2022年11月19日
ページ数:272ページ
定 価:2,200円(税込)

『ローカルグリーントランスフォーメーション』_表紙

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。