KPMGコンサルティング、在宅勤務限定など、多様な働き方の実現に向けて新たな勤務制度を導入

社員一人ひとりが安心して活躍できる就業環境を目指して、在宅勤務限定や中抜け勤務、ワーケーションなど新たに3つの勤務制度を導入しました。

社員一人ひとりが安心して活躍できる就業環境を目指して、在宅勤務限定や中抜け勤務、ワーケーションなど新たに3つの勤務制度を導入しました。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、社員一人ひとりのライフステージに合わせた多様な働き方の実現を目的に、オフィスへの出社や出張などが免除されるなど、在宅勤務に限定した「Work from Home Program(ワーク・フロム・ホーム・プログラム)制度」など、新たに3つの勤務制度を導入します。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、日本でも急激にリモートワークの標準化が進みましたが、その後社会が平常を取り戻しつつあるなか、社員の出社を求める企業が増加する傾向も見られます。KPMGコンサルティングではリモートワークに回数の上限を設けず、社員がその日の業務内容に応じて“最適な就業場所”を自由に決定することができるワークスタイルを継続しています。その結果、社員は在宅、オフィスへの出社など、その日の業務内容に合った就業場所を都度選択することができます。さらには“就業時間”を決定できるフレックスタイム制度と併用することで、自由度高く、働く“時間”と“場所”を組み合わせることが可能です。

このたび、上記ワークスタイルをスタンダードと位置付けた上で、新たに介護などの事情で就業場所に制約があり、さらなるサポートを必要とする社員には、勤務する場所を自宅に限定した「Work from Home Program制度」のほか、在宅勤務において発生しやすい家事、育児、送迎などによる離席を、時間や回数の上限なく認める「Away from Keyboard(アウェイ・フロム・キーボード)制度」、観光地やリゾート地など国内の任意の場所で一定期間、業務を行うことを認める「ワーケーション制度」の3つの勤務制度を導入します。

KPMGコンサルティングでは、クライアントの健全な成長に貢献し、かつ「人を大切にするNo.1ファーム」を目指し、社員一人ひとりがライフステージに合わせて安心して活躍できる就業環境の実現に向けて全社一丸となって取り組んでいます。仕事と家庭を両立しやすい柔軟な働き方を実現することが、「働きがい」 の醸成、人材不足の解消、業務品質および生産性の向上をもたらし、提供する価値の最大化につながると考えます。

【働き方に関する主な制度や取組み】

多様な働き方の実現に向けて新たな勤務制度を導入_図表1

新制度

  • Work from Home Program制度
    オフィスへの出社やクライアント訪問、出張等、自宅以外での業務を免除し、働く“場所”を限定することで、家族の介護や転勤帯同など、従前は休業や退職を余儀なくされていたケースにおいても、就業継続を選択することができるようになります。また、本制度によって、通勤が困難な地域に居住している人材の雇用促進も図ります。
    ※居住地は国内に限ります。
  • Away from Keyboard制度
    在宅勤務において発生しやすい家事、育児、送迎等による離席を、時間・回数の上限なく認める制度です。フレックスタイム制度との併用で、さらに柔軟なワークスタイルを実現します。
    ※原則として深夜勤務が発生しない範囲となります。
  • ワーケーション制度
    観光地やリゾート地など国内の任意の場所で一定期間、業務を行うことを認める制度です。当社が契約しているシェアオフィスや一定のセキュリティ要件を満たした宿泊先で業務を行い、業務終了後や週末は、訪問地で各自が思い思いの時間を過ごすことができます。これにより、社員の心身のリフレッシュを促進するとともに、自由度の高い就業環境での生産性向上を図ります。

導入済みの制度

  • Flexible Work Program(FWP)
    フルタイムでの就業が難しいケースにおいて、1日あたり2時間までの所定労働時間の短縮や、1週あたりの2日までの労働日の免除など、5つのパターンから個々に合わせた働き方を選択できる制度です。
  • リモートワーク勤務制度
    KPMGコンサルティングでは、在宅勤務をコンセントレーション(集中作業)の場として位置付け、利用回数の制限はなく実施することができます。社員一人ひとりがプロフェショナルとしてその日の最適な場所を選択し、業務を行うことができます。
  • フレックスタイム勤務制度/Jump Friday
    KPMG コンサルティングでは、フレックスタイム勤務制度を導入済で、社員が柔軟に就業時間を決定することができます。また、Jump Fridayは、毎週金曜日の15時以降、業務終了が可能となる制度です。柔軟な働き方を実現するとともに、限られた時間のなかで品質の高いアウトプットを創出する意識を醸成するための取組みです。
  • サバティカル休暇/ライフプラン支援休暇
    スキルアップのための集中的な自己研鑽や心身の充電のために利用できるサバティカル休暇、不妊治療などまとまった休みを必要とする方のためのライフプラン支援休暇といった、2種類の長期休暇制度を用意しています。いずれも最長で1年まで利用できます。

KPMGコンサルティングは、IDE(インクルージョン、ダイバーシティ&エクイティ)を推進しています。エクイティ(公平性)の観点から、会社の制度や会社が提供する機会等を、誰でも公平に活用できることが重要と考え、すべての社員が活躍できる就業環境の実現をこれからも目指します。

一人ひとりの社員がワークスタイルをデザインできる、これらの働き方に関する人事制度を、留まることなく変化する社会状況や、ビジネスを取り巻く環境を察知しながら、今後もさらに進化させていきます。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、IT、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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