KPMGコンサルティング、「工場コンプライアンス対応支援サービス」の提供開始

“トラステッド・プロダクツ&マニュファクチャリングサービス”の一環として、品質や情報管理など、製造現場の各種コンプライアンス対応を網羅的に支援します。

“トラステッド・プロダクツ&マニュファクチャリングサービス”の一環として、品質や情報管理など、製造現場の各種コンプライアンス対応を網羅的に支援します。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、ESG/SDGsやDX(デジタルトランスフォーメーション)の潮流を受けた、工場・製造現場の変革対応を支援する“トラステッド・プロダクツ&マニュファクチャリングサービス”の一環として、各種コンプライアンス対応について、未然予防から発見、危機発生時の対応、再発防止に至るまでを網羅的に支援する「工場コンプライアンス対応支援サービス」の提供を開始しました。
 
近年、業界や企業規模を問わず、性能データや品質試験結果の改ざんや捏造など、品質不正問題が発生しています。また、サステナビリティ推進やオペレーションの高度化・効率化の要請を受け、これまでは現場主導で進められていたISOなどの国際規格の取得による環境や労務・安全への対応や情報管理などについても複雑化が進み、抜本的な見直しが求められています。
 
このような状況を受け、KPMGコンサルティングでは、KPMGがグローバルで構築したコンプライアンスフレームワークを活用するとともに、グローバルで蓄積したコンプライアンスや不正調査、事業計画立案・実行などの知見と経験を組み合わせることで、コンプライアンス違反の予防・発見から危機発生時の対応まで、日本の製造業におけるコンプライアンス対応を支援します。
また、本サービスを、従来から提供する、セキュアなスマートファクトリーの実現に向け、制御システムにおけるサイバーリスクの低減を支援する“スマートファクトリーサイバーセキュリティ・分析フレームワーク”と併せることで、工場の多様な問題や課題への対応を、さらに幅広くカバーします。
 
本サービスは、予防・対応・発見の各フェーズに合わせて、「リスクアセスメント」「監査支援」「違反対応支援」「再発防止策立案・実行支援」の4つ内容で構成されています。
工場コンプライアンス対応支援_図表1
  • 工場コンプライアンスリスクアセスメント(予防)
    品質から環境、人権・労務・安全、情報管理など、工場のオペレーションにかかわるコンプライアンスリスクについて、リスクの保有状況を含むリスクの評価のほか、統制の整備や運用状況の確認、残存リスクの評価および対応の優先順位づけを含む改善施策を提案します。
  • 工場コンプライアンス監査支援(発見)
    KPMGが作成した「工場コンプライアンスリスクマップ」を基に、リスクベースでの監査項目の検討、監査の継続性の確保、課題整理・改善プランの策定まで、品質不正などのコンプライアンス違反を念頭に置いた内部監査の実施を支援します。
  • 工場コンプライアンス違反対応支援(対応)
    弁護士をはじめとしたKPMG内外の専門家との連携により、複眼的・網羅的な管理・対応体制を構築するとともに、アクション計画の策定から実行、進捗管理を行うことで、コンプライアンス違反による企業へのダメージを最小限にとどめるとともに、再発防止をより確実なものにします。
  • 再発防止策立案・実行支援(対応)
    KPMGがグローバルで培った専門的な知見に基づき、真因の分析から再発防止策の立案、施策の実行、モニタリングまでをワンストップで支援します。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、IT、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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