KPMGジャパン、宇宙・防衛領域アドバイザリーサービスを本格始動

KPMGジャパン（東京都千代田区、チェアマン：森俊哉）は、宇宙・防衛産業におけるビジネスプロセス上の広範な領域に着目し、当領域に関わる一般企業、スタートアップ、政府機関への支援を強化するため、8月1日より宇宙・防衛領域アドバイザリーサービスを本格始動します。

宇宙・防衛産業は世界的にダイナミクスが急速に変化している領域です。従来は政府や歴史ある少数の企業がロケットの打上げや人工衛星の運用に携わってきましたが、近年ではスタートアップ企業や他業種からの新規参入により、市場が多様化し急成長しています。日本の宇宙・防衛産業も世界と同じく、今後市場の拡大が予測されます。

しかし、宇宙・防衛関連企業のアセットやソリューションの利用には、ユーザーの技術的な理解が不十分であるため利活用が進まない状況にあります。また、ソリューションの開発・提供を行っている企業が多いなか、ユーザーの業務課題やニーズの把握ができていないためにビジネスへつながらないという事象も散見します。このような提供側と利用側の隔たりを解消することでビジネスを円滑化し、産業の裾野を拡大していくことが必要です。さらに、宇宙・防衛分野では、ダイナミクスの変化、サプライチェーンの課題、M＆A、および競争の激化といった市場の複雑化を受け、政府や企業は常に先を見据えたアクションが求められます。

KPMGジャパンは、国際的なベストプラクティス、マーケットインサイト、およびネットワークを活用し、国内外の宇宙ビジネス領域に関する調査研究、戦略・事業立案、事業構築、企業提携・産学官連携、政策提言などの支援を通して当産業の拡大に貢献します。また、監査・税務・アドバイザリーの専門的知見と、インダストリー情報や蓄積されたナレッジを掛け合わせた横断的なサービス提供を実現させるとともに、新たな社会価値の創造を加速させてまいります。

KPMGジャパンは、KPMGの日本におけるメンバーファームの総称であり、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野にわたる8つのプロフェッショナルファームによって構成されています。クライアントが抱える経営課題に対して、各分野のプロフェッショナルが専門的知識やスキルを活かして連携し、またKPMGのグローバルネットワークも活用しながら、価値あるサービスを提供しています。

日本におけるメンバーファームは以下のとおりです。
有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社KPMG FAS、KPMGあずさサステナビリティ株式会社、KPMGヘルスケアジャパン株式会社、KPMG社会保険労務士法人、株式会社KPMG Ignition Tokyo