KPMGコンサルティング、書籍『DXMO-デジタル化を推進する専門組織』を発行

300社以上の企業との議論に基づき、企業が競争優位に立つためのDX推進について、さまざまな論点で解説した書籍を発行しました。

300社以上の企業との議論に基づき、企業が競争優位に立つためのDX推進について、さまざまな論点で解説した書籍を発行しました。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)領域における豊富な経験を持つコンサルタントが300社以上の企業との議論に基づき、企業が競争優位に立つためのDX推進について解説した書籍『DXMO-デジタル化を推進する専門組織』を朝日新聞出版より発行しました。

DXは企業を取り巻く環境の変化から、その必要性が叫ばれるようになって久しく、さまざまな企業が推進しているものの、従来型のIT化(デジタライゼーション)とはアプローチ方法が大きく異なります。従来型のIT化は、個別の業務を部分的にデジタルソリューションに置き換える“単純置き換え”活動という性格が強く、一連の業務プロセスの“点”と“点”のデジタル化といった部分最適化をもたらすアプローチに過ぎません。また、IT部門のみがデジタルソリューションの発案・導入の原動力となって現場からの要望を吸い上げ、導入活動を推進する「チームジョブ」であったと言えます。

一方で、DXは「組織論」です。「経営」「事業」「顧客接点」「従業員」など、企業を構成するあらゆる要素の位置づけを全体的に「変革」「アップデート」「再定義」することを起点として実行していく行為であり、線や面への昇華を意識したアプローチと言えます。

本書では、「DX専門組織であるDXMO(Digital Transformation Management Office)を設立」「適切に全社の原動力を導く」「全社リソースの価値を最大限発揮する」ことをコンセプトに、全社DX推進を決意された経営層、そのような指示を命じられたが、何をどうすればよいのか日夜奮闘努力している上級・中級管理職層、またDXを進めているものの、期待した効果を得られておらず、活動が鈍化してしまっているすべての企業に向けて、さまざまな論点で解説しています。

お問合せ

【本書の構成】
第1章:DX時代の障壁と突破口
第2章:全社DX推進の実践的なアプローチ
第3章:全社DXの価値実現に必要なイニシアチブ
第4章:全社DX推進をより確実にする一手
第5章:DXMO設立手法と未来へ向けた羅針盤

【本書の概要】
書籍名:DXMO-デジタル化を推進する専門組織
著 者:KPMGコンサルティング株式会社
編著者:KPMGコンサルティング パートナー 福島 豊亮、 アソシエイトパートナー 塩野 拓
発 行:株式会社 朝日新聞出版
発行日:2022年6月20日
ページ数:240ページ
定 価:2,970円(税込)

『DXMO-デジタル化を推進する専門組織』表紙

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。