KPMGコンサルティングと慶應義塾大学、「スタートアップとビジネスイノベーション」について学ぶ寄附講座を開講

AIやIoT、ブロックチェーンなどの最新のテクノロジーの動向や、国内外の起業事例等を学ぶ寄附講座を開講します。

AIやIoT、ブロックチェーンなどの最新のテクノロジーの動向や、国内外の起業事例等を学ぶ寄附講座を開講します。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)と慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤 公平)は、慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、「スタートアップとビジネスイノベーション」について学ぶ寄附講座を2022年4月8日(金)から開講します。

AI(人工知能)やIoT、フィンテック、ビッグデータなどをキーワードとした最新テクノロジーの進展を受け、米国を中心に世界各国でテクノロジー・スタートアップが数多く誕生するなか、日本においても大学発のスタートアップをはじめとした若手の起業家の増加は見られるものの、世界と比較して少ないと言われています。そのようななか、岸田総理大臣が2022年を起業家育成の「スタートアップ創出元年」と位置づけたほか、経団連においても「スタートアップ躍進ビジョン」を発表するなど、日本発の世界的スタートアップ誕生に向けた機運が高まっています。

このような背景を踏まえ、KPMGコンサルティングと慶應義塾大学は、社会課題と最新テクノロジーの視点からイノベーションが求められる背景や実現に向けた仕組みや、起業には必要な知識ではありながら日本の教育カリキュラムの中では学ぶ機会の少ないアカウンティングやファイナンス、法律など起業に必要な基礎知識などを学ぶ「スタートアップとビジネスイノベーション」講座を開設することとしました。

本講座では、KPMGコンサルティングのビジネスイノベーションユニットに所属するプロフェッショナルを中心に、起業家などの外部講師を招き、AIやIoT、ブロックチェーンなど、最新のテクノロジーの動向や、それらを活かして起業した国内外の事例のほか、起業の際の留意点などについて、実例を交えながらの講義を行います。
なお、本講座は慶應義塾大学経済学部での開講となりますが、より幅広い学生が身に着けるべき領域と位置づけ、他学部・他研究科の学生も受講可能としています。

【寄附講座概要】

講座名 スタートアップとビジネスイノベーション
主なテーマ(予定) 社会課題、フィンテック、AI・ミックスド・リアリティ、eスポーツ・スポーツ等におけるイノベーション、スタートアップにおける税務やIPOに関する基礎知識など
開講期間 2022年度春学期・秋学期 全28回
開講場所 慶應義塾大学 経済学部 三田キャンパス(所在地:東京都港区)
担当教員 中妻 照雄(経済学部教授)、中村 慎助(経済学部教授、秋学期のみ)
対象学生 慶應義塾大学生 約300名(予定)

KPMGコンサルティングについて

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