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あずさ監査法人 証憑改ざん検知ツール「KaizanCheckBot_ai」を開発

あずさ監査法人は、デジタルトランスフォーメーション推進の一環およびコロナ下での二度目の本格決算である2021年3月期での新たな不正リスク対応を目的として、2021年1月27日にPDF等の電子証憑の改ざん検知を支援するツール「KaizanCheckBot_ai」を業務に導入しました。

あずさ監査法人は、PDF等の電子証憑の改ざん検知を支援するツール「KaizanCheckBot_ai」を業務に導入しました。

有限責任 あずさ監査法人(東京都新宿区、理事長:高波博之)は、デジタルトランスフォーメーション推進の一環およびコロナ下での二度目の本格決算である2021年3月期での新たな不正リスク対応を目的として、2021年1月27日にPDF等の電子証憑の改ざん検知を支援するツール「KaizanCheckBot_ai」を業務に導入しました。当該ツールはあずさ監査法人Digital Innovation部と、企業不正の調査支援を専門に手掛ける株式会社KPMG FASフォレンジック部門が共同開発したものです。

あずさ監査法人は、重要な不正・誤謬を看過しないという社会の期待に応えるため、AI等の先端テクノロジーを活用して、監査の品質向上と効率化に取り組んでいます。日本企業にとって最適となる監査ソリューションを日本で独自開発し、順次展開していきます。 

 

開発の背景

コロナ禍の環境下では監査関与先への訪問や出張が制限されるため、監査のリモート化が加速しています。そのため、監査証拠となる証憑の原本を監査するのではなく、PDF等の電子ファイルを使用するケースが増えています。電子ファイルは容易に作成・編集することが可能な分、改ざんのリスクがあり、かつ改ざんを肉眼で検知することは困難な場合もあります。それは、KPMG FASが提供する不正調査において入手したPDF等の電子ファイルも同様です。

そのような、証憑の改ざんリスクに対応するために、KaizanChecktBot_aiは開発されました。電子ファイルの画像処理情報やプロパティ情報を活用し、証憑改ざんの兆候検知を支援します。

 

KaizanChecktBot_aiの概要

改ざん手法には様々なパターンが考えられるため、KaizanChecktBot_aiでは、それに対応する検出手法を複数適用し、改ざんのリスクが高い箇所を特定します。具体的には、検知対象の電子ファイルをKaizanCheckBot_aiに投入すると、肉眼では判別困難な編集作業の痕跡を浮かび上がらせるための画像処理や、ファイルに付されている日付等のプロパティ情報の抽出および検証を行います。監査人はKaizanCheckBot_aiの処理結果を理解し、より詳細な調査につなげていきます。

KaizanCheckBot_ai

あずさ監査法人では、証憑突合作業の自動化ツール「MatchingBot_ai」も既に業務に適用しています。KaizanCheckBot_aiで検証したPDFの証憑を、MatchingBot_aiに投入することで証憑の突合作業の品質を向上させることも可能です。今後もAIを活用した監査支援ツール(Bot_aiシリーズ)を多数開発・展開して監査の品質向上と効率化を推進していきます。

あずさ監査法人について

有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約6,000名の人員を擁し、監査や各種証明業務をはじめ、財務関連アドバイザリーサービス、株式上場支援などを提供しています。 金融、情報・通信・メディア、製造、官公庁など、業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、4大国際会計事務所のひとつであるKPMGのメンバーファームとして、146の国と地域に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。

KPMG FASについて

KPMG FASは、KPMGのメンバーファームで、企業戦略の策定、事業ポートフォリオ最適化のための事業再編やM&A、経営不振事業の再生、企業不正・不祥事対応に係るアドバイスを通じて、企業の持続的成長のための経営管理高度化や業務改善、事業のバリューアップを支援しています。また、12の主要業種のインダストリー・グループ体制により、海外を含め、業種ごとに最新動向に関する情報や知見を集約し、各専門分野のプロフェッショナルとの連携により、ワンストップで最適なソリューションを提供しています。

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