The future is now- VUCAの時代の価値創出 

日本銀行が7月に発表した経済・物価情勢の展望では、新型コロナウイルス感染症による経済活動の制限が和らぐにつれ、日本経済は回復に向かうとの見解となりました。実質GDPも、コロナ禍中であった2020年は−4.5%でしたが、2021年は2.2%にまで回復、2022年は2.4%の見通しです。
地政学リスクが高まり、世界的な景気後退が懸念されるからこそ、コロナ禍で得た教訓と逆境に立ち向かうための力が、これからの企業活動を底上げする大きな原動力となるでしょう。目まぐるしく変わっていく世界の動きにどう対応していくか。社会課題の解決に向けて、企業は何に挑むべきか。VUCAの時代の価値創出を改めて問います。

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VOL.57/2022年11月号の特集

気候変動、少子高齢化、デジタルディスラプションなど、日本はいま、変化とその後の世界へ向けての取組みに迫られています。これを受けて、近年、保険事業をめぐるビジネス環境も大きく変化しました。そこでSOMPOグループは現在、「安心・安全・健康のテーマパーク」というビジョンを掲げ、事業の自律的成長の追求、介護事業におけるリアルデータプラットフォーム構築などを盛り込んだ新しい中期経営計画を策定、企業価値の向上に向けた取り組みを推進しています。保険会社としてVUCAの時代にどう価値を創出していくか。どのような事業を通じて社会課題の解決に挑むのか。今回は、SOMPOホールディングス株式会社グループCFO(最高財務責任者)兼グループCSO(最高戦略責任者)/執行役専務である濵田昌宏氏にお話をうかがいます。

インタビュアー=出塚 亨一 あずさ監査法人 マネージング・ディレクター

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