国際会計基準審議会、情報要請「IFRS第9号の適用後レビュー(分類及び測定)」を公表
国際会計基準審議会(以下、IASB審議会)は、2021年9月30日に情報要請「IFRS第9号の適用後レビュー(分類及び測定)」を公表しました。本情報要請に係るコメント期限は2022年1月28日です。
国際会計基準審議会は、2021年9月30日に情報要請「IFRS第9号の適用後レビュー(分類及び測定)」を公表しました。本情報要請に係るコメント期限は2022年1月28日です。
Article Posted date
12 October 2021
本情報要請のポイント
- 本情報要請は、IFRS第9号「金融商品」の分類及び測定に関する適用後レビューの第1ステップの結果を受けたものです。本情報要請等により収集した情報に基づき、第2ステップでは基準書適用の効果の検討と発見事項のとりまとめを行い、今後の計画を策定することが予定されています。
- 第1ステップでの検討の結果、分類及び測定の要求事項の実務への適用について、基本的には一定の評価がなされました。他方で、基準要求に対する一定の実務上の困難さや懸念を示すコメントが寄せられました。
- IFRS第9号の減損及びヘッジ会計に関しては、本情報要請では対象外となっており、適用後レビューは別途行われる予定です。
PDFの内容
I.適用後レビューにおける情報要請とは
II.第1ステップで寄せられたコメント
III.今回の情報要請の内容
II.第1ステップで寄せられたコメント
III.今回の情報要請の内容
執筆者
有限責任 あずさ監査法人
会計プラクティス部
マネジャー 森田 昌吾