欧州洋上風力市場の発展を日本市場で活かす

想像以上の再生可能エネルギーへの期待の高まりの中、日本市場における洋上風力市場の進展について、2000年以降の欧州市場の発展を参考にしながら考察していきます。

想像以上の再生可能エネルギーへの期待の高まりの中、日本市場における洋上風力市場の進展について、2000年以降の欧州市場の発展を参考にしながら考察していきます。

欧州における洋上風力市場は、この20年間右肩上がりで発電量を増加させており、500Twhに迫っています。同様に、洋上風力市場への投資額は毎年数十億ユーロを超えており、2020年には24.2億ユーロにも達しています。

欧州における最初の洋上風力発電所が建設されたのが1990年スウェーデンにおいてわずか220KWの規模でした。その後、北ヨーロッパの国を中心に展開されましたが、実証実験の域を出ない時代が続き、2000年になって沖合数キロに1基当たり2MW規模の洋上風車が建設されるようになりました。その時代を考えれば、数年前に8MW規模に、今後は最大で15MW規模の風車が検討されている状況の変化には驚かされます。

脱炭素化の高い目標が掲げられ、再生可能エネルギーへの期待の高まりは想像以上です。本動画では、日本市場における洋上風力市場の進展について、2000年以降の欧州市場の発展を参考にしながら考察していきます。

なお本動画は、日本経済新聞社主催のPREMIUM CONFERENCE SERIES「洋上風力のミライ ~発展が期待される洋上風力発電の課題と可能性~」にて講演された動画を主催者の許可を得て掲載しています。

コンテンツ

  • 欧州における洋上風力市場
  • 欧州市場拡大のポイント
  • 現在の国内市場
  • 日本における洋上風力市場の発展に向けて