メキシコ:給与所得者用納税者メールボックスの開設について

本ニューズレターにおいては、給与所得に基づいて個人所得税を納める個人(”給与所得者”)用の納税者メールボックス(”Buzón Tributario de asalariados”)の開設について紹介いたします。

給与所得に基づいて個人所得税を納める個人用の納税者メールボックスの開設について

従前から企業(または個人事業主)とメキシコ税務当局(”SAT”)とのやり取りは、原則として当該メールボックスを通じて行うことが求められています。

一方、給与所得者とSATとのやり取りについてはこれまで納税者メールボックスの使用は義務化されていませんでしたが、SATは、2021年2月17日に2021年度第一次税務細則(La primera Resolución de Modificaciones a la Resolución Miscelánea Fiscal (“RMF”) para 2021)の第二次改訂版を公表し、この中で、給与所得者とSATのやり取りについても、企業や個人事業主とSATとのやり取りと同様、納税者メールボックスを使用して行う運用に変更することを決定しました。その結果として、2021年度において我々のような給与所得者についても企業と同様に納税者メールボックスを開設することが必要となるため、本ニューズレターにおいてその概要を解説いたします。

また、本トピックに関してKPMGメキシコが発行しているスペイン語版のニューズレターもございますので、必要に応じてご参照ください。

スペイン語(原文):Flash: SAT - Buzón tributario de asalariados

 

本ニューズレターは以下よりPDFにてダウンロードいただけます。

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