メキシコ:2020年度決算留意事項 ~固定資産の減損(3)~

本ニューズレターにおいては、固定資産の減損会計に関する会計基準上の考え方や検討する上での留意点を解説いたします。

本ニューズレターにおいては、固定資産の減損会計に関する会計基準上の考え方や検討する上での留意点を解説いたします。

COVID-19の感染拡大は多くの企業の業績に影響を与えており、その結果としてメキシコ日系企業の皆様におかれましてもCOVID-19の影響で2020年度の業績見込みがCOVID-19以前に見込んでいたものよりも下振れする状況が見込まれているかもしれません。そのため、2020年度の決算において固定資産の減損を検討しなければならなくなる企業が通常よりも多くなることが想定されます。そのような背景から、本ニューズレターにおいては、固定資産の減損会計に関する会計基準上の考え方や検討する上での留意点を共有させていただければと思います。

なお、固定資産の減損会計について、メキシコ日系企業が通常採用されていると考えられるメキシコ会計基準(NIF)・国際会計基準(IFRS)・米国会計基準(USGAAP)においてベースとなる考え方は基本的には同じであることから、以下の解説は基本的にはIFRSをベースとした説明となっている点にご留意いただければと思います。なお、当然ながら各基準によって取り扱いの詳細が異なるところもございますので、実際に検討される際は、採用されている会計基準および監査人等の見解に照らして自社への影響を検討することが必要な点にご留意いただければと思います。

目次

1.固定資産の減損会計の概要(過去ニューズレターにて掲載済)

2.減損会計の単位(過去ニューズレターにて掲載済)

3.減損の兆候(過去ニューズレターにて掲載済)

4.減損テスト(過去ニューズレターにて掲載済)

5.減損損失の認識および測定(本ニューズレターにて掲載)

6.減損処理後の会計処理等(本ニューズレターにて掲載)


詳細は以下よりダウンロードください。

お問合せ