ライフサイエンス業界におけるCOVID-19の危機フェーズ

ライフサイエンス業界におけるCOVID-19の危機フェーズは、現在RecoveryからNew Realityへ移り変わりつつあります。

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現在の危機のフェーズ Recovery

 

ライフサイエンス業界では、医薬品・医療機器の広範にわたる急激な需要の高まりに伴い、医薬品の安定供給、治療薬の研究開発への貢献等において、本社主導で段階的に取り組みを行っています。特に、健康・免疫・衛生への関心の高まりによるコンシューマーヘルスケア製品市場への追い風が吹いています。
また、緊急事態宣言後も多くの企業においては、在宅勤務を推奨する等、顧客である医療従事者、社員および社員の家族の安全確保および感染拡大防止に努めています。

  • 製薬

ワクチンの開発の促進と開発競争の激化
治療薬としての既存薬の再開発の推進(ドラッグリポジショニング)
コロナ関連以外の臨床試験の遅延
医療従事者と製薬会社とのインタラクションの大幅な減少
AI創薬の加速
遺伝子医薬品、CAR-T(キメラ抗原受容体発現T細胞)など、従来型の低分子薬の投与ではない、新たなモダリティに基づくバイオ医薬品の躍進と、オンコロジー領域への投資の活況
DTx(デジタルセラピューティクス)として、本業の医薬品ビジネスの効率性向上に加え、他の患者パスウェイにも価値提供するサービスプロバイダへの変革の加速
難治性疾患治療に大きな効果を持つバイオ医薬品の後発医薬品であるバイオシミラー市場の成長

  • 医療機器

COVID-19関連機器(診断、感染防止、治療)の生産・物流体制の強化
異業種からの新規参入企業の増加
MDR/IVDR適用期限の延期による欧州上市戦略の見直し
既存製品のデジタル化や新技術の組み込みだけでない、新技術やスマートデバイスなどを活用したソリューション提供の活性化

課題とKPMGジャパンの提供サービス

領域 現在の課題 KPMG提供サービス
事業戦略
  • COVID-19による自社事業に対する影響度評価
  • COVID-19による財務インパクトを踏まえたコスト削減余地の検討
  • 新規事業に関するブランド面でのリスク評価
ファイナンス
  • 移転価格政策全体の見直しの要否検討
  • 組織再編、サプライチェーン見直し、M&Aによるグループ内移転価格再構築の要否検討
サプライチェーン
  • 安定供給を目的とした生産と流通を維持するための複数シナリオの想定と、代替手段の検討
人事・労務
  • コロナ禍における社員のモチベーションマネジメント、人材の再配分、権限委任および業務指示ルートの検討
オペレーション
  • 医薬品の臨床試験の進捗状況の評価と対策案の検討
  • MRの医療機関訪問自粛による売上・処方等の影響度評価と対策案の検討
  • 新規参入企業における規制対応(薬機法、ISO、ガイドライン等)
  • MDR/IVDR対応