自動車業界におけるCOVID-19の危機フェーズ

自動車業界におけるCOVID-19の危機フェーズは、現在New Realityです。

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自動車業界におけるマクロトレンド

 

現在の危機のフェーズ New Reality

 

自動車業界はCOVID-19により世界的に甚大な影響を被りましたが、その状況は感染爆発の程度や各国の政策に応じ異なっています。各地域の生産及び販売の前年同月比は次の通りです。(データはマークラインズ調べ)

図1
図2

中国では、20年2月に生産、販売共に80%減まで落ち込んだもののいち早く回復し、4月以降は生産、販売共にプラスで推移しています。
北米及び欧州の生産は、ロックダウンの影響が大きく20年4月にはそれぞれ99%減、93%減まで落ち込みました。北米では、生産は7月、販売は9月にそれぞれ前年同月比並みに回復し、その後は前年並みで推移しています。欧州も回復基調にあったものの、主要市場でのロックダウンの延長、税制変更やインセンティブ終了等が消費者需要を押し下げ、21年1月は生産、販売ともに、それぞれ前年同月比29%減、23%減の水準となっています。
日本では、落ち込みのピークとなった20年5月から回復し、10月には生産、販売ともプラスに転じました。21年1月の緊急事態宣言再発令にもかかわらず販売は堅調に推移しているものの、世界的な半導体不足影響で生産は前年同月比9%減となっています。
自動車業界の各社は喫緊の危機対応を乗り切り、COVID-19と共存し、生産、販売その他の事業活動を再開、継続するために、新しい働き方を実現する業務のデジタル化、自動化、サプライチェーン維持とそのマネジメントの高度化、情報セキュリティの高度化などを進める段階に入っています。
自動車業界はモビリティ変革の只中にあり、投資、アライアンス、CASE対応を含め、今後の中長期事業戦略を見直し始めていたところですが、COVID-19をきっかけにグループ会社や事業の再編、体力の弱い企業の再建などにより、業界再編が加速する可能性もあります。

課題とKPMGジャパンの提供サービス

領域 現在の課題 KPMG提供サービス
事業戦略/M&A
  • 中計見直し
  • シナリオプランニング
  • 組織再編
  • 消費動向の変化対応
  • CVCの推進
  • コロナ後の投資ポートフォリオ・リスク管理
  • 製品・サービスポートフォリオ見直し
ファイナンス
  • キャッシュマネジメント
  • 税務(各国特例税制対応など)
  • 決算・監査対応
  • コスト削減(固定費削減)
  • 不良資産.不良債権の処分
  • サプライヤー、ディーラーの支援
サプライチェーン
  • フランチャイズの健全性確保
  • サプライチェーンの最適化(分断リスク緩和)
  • サプライチェーンのリスク評価
  • サプライチェーンの見直し
  • サプライヤー、ディーラーの支援
人事・労務
  • リソースコントロール(一時帰休、出勤率調整、人財再配置など)
オペレーション
  • BPR
  • デジタル化、自動化
  • 国内復帰・海外への高依存見直し
  • サプライヤー、ディーラーの支援、見直し
 
ESG/SDGs
  • 中計見直し
  • 事業ポートフォリオの見直し
  • サプライチェーンリスクへの対応
  • 非財務情報の開示
セキュリティ・コンプライアンス・ガバナンス
  • 情報セキュリティ対応
  • サイバーセキュリティ対応
  • コンプライアンスの徹底
BCP
  • BCPの強化

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