ニューノーマルへのロードマップ~アフターコロナに向けたビジョン策定

新型コロナウイルス感染症を契機に変わるニューノーマルの世界で、企業が前進・発展するためのロードマップについて考察します。

新型コロナウイルス感染症を契機に変わるニューノーマルの世界で、企業が前進・発展するためのロードマップについて考察します。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界経済へ与える影響は優に数兆ドル規模に上ることが想定され、ビジネスのあり方を、突如として、また長期的に変化させる火種となったことに疑いの余地はありません。世界がかつて経験したことのない変化に見舞われる中、この「ニューノーマル」にどう対応していくかということが、企業の新たな課題と言えるでしょう。

新型コロナの影響は拡大の一途を辿り、私たちの暮らすこの世界の姿は日々作り変えられつつあります。25億を超える人々が何らかの都市封鎖の状況に置かれ(2020年5月時点)、それ以外の人々も感染リスクを抑えるために生活様式を大幅に調整するよう強いられています。私たちの暮らし方、働き方、余暇の過ごし方はわずかな間に様変わりしました。

世界中の国々が認識する危機管理の段階はそれぞれ異なっていますが、共通している1つの傾向として、業種を問わず経済全体が甚大な影響を実感していることが挙げられます。
新型コロナは、近年発生した経済、社会あるいは政治に関連する他のグローバルな出来事とは異なり、どこか特定の地域、経済セクター、社会階級に限られた話ではありません。政府にとっても、企業にとっても、そして社会全般にとっても文字通り前例なき難題が突きつけられています。

目下、ビジネスリーダーに求められている重要な課題は、この前例のない環境で前進するための道筋を示すことです。今こそ、ニューノーマル(新常態。本稿では、新型コロナの終息後に人々の考え方や働き方に生じる変化、およびそれが当たり前のこととなる状態を指す)に向けたロードマップを描く時です。

詳細はPDFファイル(782KB)をご参照ください。
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目次

  1. ニューノーマルへの備え
  2. ロードマップ策定ステップ
  3. アウトサイド・イン - 外部要因
  4. インサイド・アウト - 内部からの圧力
  5. ビジネス機能の新たな姿
  6. 最適な戦略作り
  7. 組織体制を整えるための重要な問い
  8. ニューノーマルに向けたロードマップ策定支援
  9. KPMGによる支援の特徴

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