5GがもたらすB2B2X市場の将来予測 Part 1

2019年4月3日、韓国と米国で5Gの商用サービスがスタートしました。日本でも既にプレサービスが開始され、2020年春には商用サービス開始が予定されています。韓国では4Gの開始時を上回るスピードで5G加入者が増加（商用サービス開始後およそ5ヵ月で300万人超の加入者を記録）しており、日本でも急速に普及していくとみられています。

5Gの登場は、通信市場の中でも特に法人向けビジネスにおいて大きな転換をもたらすと考えられています。なぜなら、高速大容量・高信頼低遅延・同時多接続という5Gの特性は、IoTやAI等と組み合わせたソリューションとして真価を発揮するため、これまでのように通信ネットワークの用途をユーザーに委ねても十分に活用しきれないからです。
したがって5G時代において求められるのは、従来型の通信サービスではなく、顧客の課題解決に資する通信ソリューションといえます。これはすなわち、通信事業者がユーザーに通信サービスだけを提供する“B2Xモデル”から、通信事業者とパートナー企業が協業して新たな通信ソリューションを提供する“B2B2Xモデル”へのシフトが加速していくことを意味します。

本レポートは、5Gの普及によってとりわけ大きな成長が期待される法人向けビジネスにフォーカスし、市場規模の予測値および日本国内の業種別将来展望を紹介するシリーズのPart1です。
今回は、エネルギー、製造業に焦点を当て、考察しています（他業種についてはPart2、Part3をご参照ください）。

1. 法人向け5G市場予測
   ・Figure 1　法人向け5G市場におけるB2B2Xモデル
   ・Figure 2　5Gを取り巻く環境変化
   ・Figure 3　バリューチェーン別 法人向け5G市場予測（2020 - 2026年）
   ・Figure 4　業種別 法人向け5Gデバイス・ソリューション市場（2026年）
2. 日本国内の業種別将来展望：エネルギー
   ・Figure 5　国内5Gデバイス・ソリューション市場（エネルギー）
   ・Figure 6　エネルギー業界の将来イメージ
3. 日本国内の業種別将来展望：製造
   ・Figure 7　国内5Gデバイス・ソリューション市場（製造）
   ・Figure 8　製造業の将来イメージ

レポート本文は以下のPDFをご覧ください。

• Part2
  業種:公共サービス、ヘルスケア、公共交通、自動車
• Part3
  業種:金融、メディア・放送、小売・流通、ゲーム・スポーツ
• 5GがもたらすB2B2X市場の将来予測（全量版）