IFRS解釈指針委員会ニュース（2024年3月）

2024年3月5日にIFRS解釈指針委員会（以下、「委員会」）の会議が行われました。本稿では、主要な審議事項を解説し、また、国際会計基準審議会（以下、「IASB」）で議論されているものも含め、委員会で取り扱われている論点の検討状況をまとめています。

（注）本ニューズレターは2024年4月22日時点の情報に基づいて更新しています。

確定

• 個別財務諸表における親会社と子会社との合併（IAS第27号）【更新】

IASB審議前

• 引継期間中の継続雇用を条件とする支払（IFRS第3号）【更新】
• 気候関連のコミットメント（IAS第37号）【更新】
  

暫定

• 報告セグメントの収益及び費用の開示（IFRS第8号）

• 現在の市場と地政学上の問題を考慮した「自己使用」の例外の適用（IFRS第9号）【更新】
• 超インフレの親会社による超インフレでない子会社の連結（IAS第21号及びIAS第29号）【更新】
• IFRS第9号「金融商品」の適用後レビュー - 減損（IFRS第9号）【新規】
  

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