IFRS実務トピックニューズレター ~銀行業~(2017-05)IFRS第9号で変わる金融商品の条件変更の会計処理

IFRS実務トピックニューズレター~銀行業~(2017-05)

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金融商品の条件変更に関する会計処理はかねてから議論の対象となっている。金融資産の条件変更がその認識の中止と新たな金融資産の認識という会計処理をもたらすのはどのような場合であるか、金融資産または金融負債の認識の中止を伴わないような条件変更の場合条件変更による利得または損失を認識すべきであるかという点が議論されている。
IFRS第9号の公表によりこれらの論点はさらに注目されている。IFRS第9号は、金融負債の条件変更がその認識の中止を伴わない場合、利得または損失を直ちに純損益に認識するという新たなガイダンスを提供している。また、IFRS第9号の新たな減損モデルの下では、条件変更により金融資産の認識を中止しその代わりに新たな資産を認識する場合、減損の判定を行うための当初認識日は条件変更日にリセットされる。これはつまり、例えば、条件変更以前には全期間の予想信用損失を測定する資産(ステージ2)であり、かつ新たな資産が信用毀損していないと判断される場合、新たな資産は12ヶ月の予想信用損失を測定する資産(ステージ1)に戻ることを意味する。

PDFの内容

  1. 金融負債の条件変更 - 認識を中止する場合
  2. 金融負債の条件変更 - 利得または損失の認識
  3. 金融資産の条件変更 - 認識を中止する場合
  4. 条件変更した資産の価値が毀損しているか否かは重要か
  5. 金融資産の条件変更 - 利得または損失の認識
  6. IFRS第9号の適用プロジェクトへの影響

執筆者

有限責任 あずさ監査法人
金融事業部

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