FTAの適用とHSコード

FTAの適用とHSコード

HSコードとは、物品の帰属を表すコードで、世界各国で共通して理解できるように取り決められた番号です。すべての物品は一定の法則に従って、いずれかの番号に分類されます。輸入時にFTA税率を適用するためには、輸入貨物のHSコードを特定する必要があります。参照すべき統計品目表の年度は、協定によって異なるため注意が必要です。

関連するコンテンツ

1.HSの年度版

HSコードは、HS条約という国際条約によって規定されており、物品の変化に伴い、およそ5年ごとに改正されています。同じ物品でも年度版が異なればHSコードも異なってくる場合がありますので適用すべき年度版に注意が必要です。

HSの年度版

FTAごとに採用しているHS年度版は以下のように異なります。HSコードを確認するための第一ステップとして、まずは適用するFTAが特定するHS年度版を確認する必要があります。
 

協定 HSコードのバージョン
日シンガポール協定 HS2002
日メキシコ協定 HS2002
日マレーシア協定 HS2002
日チリ協定 HS2002
日タイ協定 HS2002
日インドネシア協定 HS2002
日ブルネイ協定 HS2002
日フィリピン協定 HS2002
日ASEAN協定 HS2002
日ベトナム協定 HS2007
日スイス協定 HS2007
日インド協定 HS2007
日ペルー協定 HS2007
日オーストラリア協定 HS2012
日モンゴル協定 HS2012
TPP11 HS2012
日EU協定 HS2017
日米貿易協定 HS2017

2.HSコードの特定

協定適用上はHSコードの上6桁のみを使用します。一番大きい分類で上から2桁を「類」、4桁を「項」、6桁を「号」といいます。なお、HSコードの上6桁は世界共通のものですので、同一物品に対しては輸出国側でも輸入国側でも基本的には同じHSコードが付されます。実務的なHSコードの確認方法としましては、税関ホームページの「統計品目表」等で、対象となる貨物が該当するコードを確認します。

HSコードの特定

執筆者

KPMG税理士法人
関税・間接税サービス
パートナー 神津 隆幸

© 2021 KPMG AZSA LLC, a limited liability audit corporation incorporated under the Japanese Certified Public Accountants Law and a member firm of the KPMG global organization of independent member firms affiliated with KPMG International Limited, a private English company limited by guarantee. All rights reserved. © 2021 KPMG Tax Corporation, a tax corporation incorporated under the Japanese CPTA Law and a member firm of the KPMG global organization of independent member firms affiliated with KPMG International Limited, a private English company limited by guarantee. All rights reserved.


For more detail about the structure of the KPMG global organization please visit https://home.kpmg/governance.

お問合せ

 

ご依頼・ご相談

 

loading image RFP(提案書依頼)

Myページへ

会員登録すると、興味・関心のあるテーマのコンテンツが表示され、お気に入りの記事をライブラリに保存できます。

Sign up today