変化し続ける破壊的テクノロジー2017(第2部) - イノベーションの融合が拓く新潮流

KPMGが実施した「テクノロジー・イノベーション調査」の結果を基に、産業構造と企業のビジネスモデルの変革の契機となり得る破壊的テクノロジーについて解説します。

KPMGが実施した「テクノロジー・イノベーション調査」の結果を基に、産業構造と企業のビジネスモデルの変革の契機となり得る破壊的テクノロジーについて解説します。

テクノロジーは、これまでも大きな変革を引き起こしてきました。200年前に起こった産業革命に始まり、情報化時代を経て、今日の第4次産業革命に至っています。この「第4次産業革命」には、AI、IoT、ロボティクス、バイオテクノロジー、その他多くの最先端テクノロジーの融合が含まれます。

破壊的テクノロジーは、既存のビジネスモデルへの脅威であると同時に、新たなビジネス機会の源泉でもあります。企業が、競合他社より先行し続けるためには、1つのイノベーションに焦点を合わせるのではなく、複数のイノベーションに同時に目を向けていくという、戦略的な発想の転換が重要です。

変化のスピードが加速し続ける現代においては、破壊的テクノロジーを効果的に取り入れることで独自の顧客価値提案(CVP)と新たな競争力を生み出すことができる組織が、ビジネスの成長機会を得られます。本レポートが、破壊的テクノロジーの利活用による新たな価値の創造や、事業変革を進める際の一助となることを期待しています。

さらに本レポートでは、KPMGが主要10ヵ国、約1,300名のCEO(最高経営責任者)を対象に実施した「KPMGグローバルCEO調査2017」から、今後3年間の最優先の戦略的課題を含む、テクノロジー企業のCEOの知見も紹介しています。

内容

  1. はじめに
  2. テクノロジーが解き放つ巨大な市場機会
    ・先端テクノロジーの動向
    ・イノベーションと事業化に向けた課題
    ・業界の破壊的変革
  3. テクノロジーによる破壊的変革と21世紀型の企業
    ・XaaS:Everything as a service - あらゆる物事のサービス化
    ・資産の性質と価値の変化
    ・未来の労働力
    ・カスタマー・エンゲージメント
  4. テクノロジー企業のCEOの知見
  5. まとめ

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