医療機器・製薬メーカーなどのライフサイエンス・ヘルスケア企業における事業検討にとどまらず、IT、保険、商社、食品、小売などの各業種におけるスマートヘルスビジネスへの参入が増加しています。
KPMGは、新規事業検討におけるサービスのニーズ調査から、ビジネスモデル策定、社会実装後の事業推進・横展開まで、一気通貫で支援します。

スマートヘルスとは

KPMGは、スマートヘルスとは疾病の予防(健康増進)から治療、介護といった生活者のヘルスケアジャーニーに寄り添い、ウェルビーイング(心身の健康、幸福感)の維持・改善を目的とするデジタルソリューションであると考えています。

スマートヘルスの社会実装による課題解決

少子高齢化やテクノロジーの飛躍的な進化を受け、ヘルスケア業界のソリューション(スマートヘルス)も徐々に変化しています。また、テクノロジーの進化はデータ取得の可能性を大きく広げ、ヘルスケア領域における「データ利活用」や「スマートヘルス実装」のニーズを高めています。このような背景のなか、KPMGは常に最終的なゴールを「人々の健康」と捉え、スマートヘルスを活用し、それを実現しようとするステークホルダー(企業・自治体など)への支援を通じて、人々の健康増進に貢献します。

スマートヘルス事業の戦略構想・社会実装支援_図表1

スマートヘルス領域における支援テーマ例

  • 例1:健康行動変容モデルの創出支援、ヘルスケアアプリケーションの企画・構築支援
  • 例2:医療/健康系データの取得、利活用モデルの構築(気象や電力といったオルタナティブデータを含む)
  • 例3:健康まちづくり、スマートシティ実現に向けたスマートヘルスを活用した新規事業の企画・構築支援

スマートヘルス事業の社会実装における企業が抱える課題

  • 新規事業検討
    どのようなスマートヘルスサービスにニーズがあるのかわからない(国の動向や自治体の注力範囲、予算活用事例、成功事例がわからない)
  • 新規・既存事業推進
    どのようにサービス展開し、社会実装すべきかわからない(どの自治体と進めるべきかわからない、リレーションがない)
  • 既存事業推進
    新規事業をローンチしたが、横展開、事業拡大につながらない(ビジネスモデル・戦略が定まっていない、リレーションがない)

KPMGによる支援

KPMGは、上記課題解決のため、スマートヘルス事業の社会実装をサポートする4つのサービスを提供します。

スマートヘルス事業の戦略構想・社会実装支援_図表2
  • 新規事業検討支援

サービスに対するどのようなニーズにより、新規事業構築を行うべきかなどを特定するため、デスクトップ調査による市場調査や市場規模予測、カスタマー調査を踏まえたうえで、企画立案などの新規事業の構想策定をサポートします。

  • ビジネスモデル策定支援

サービスの具体化と同時に、「何を」 「誰に」 「どのように」 サービスを提供するべきかを、デスクトップ調査のみならず、外部インタビューをとおして深堀しつつ、KPMGのノウハウを活用しながらビジネスモデルの検討をサポートします。

  • 産官学エコシステム形成支援

近年スマートシティや健康まちづくりの観点において、産官学連携が注目されています。KPMGは、大学とのリレーションやエコシステム・コンソーシアム形成の知見に基づき、産官学連携プロジェクトの組成や新たなネットワークの形成をサポートします。

  • サービス社会実装支援

社会実装するうえで、ターゲットとする自治体の選定やリレーションの構築、外部予算の活用方法などのさまざまな課題に対して、KPMGの知見に基づき、リレーション接続や新規交渉のサポートから事業構築に係るプロジェクトマネジメント、事業推進などの実装フェーズまでサポートします。

関連サービス

ライフサイエンス・ヘルスケアに関連したサービスを紹介します。下記以外のサービスについてもお気軽にお問い合わせください。