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理事長メッセージ

理事長メッセージ

有限責任 あずさ監査法人 理事長 高波 博之より、みなさまへのメッセージです。

有限責任 あずさ監査法人 理事長 高波 博之より、みなさまへのメッセージです。

高波 博之

2020年前半、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という世界的なパンデミックに襲われた中で、日本は世界に先立って本格的な期末監査の繁忙期を迎えるという難題に直面しました。そうした中、監査先企業の皆様に深いご理解とご協力を賜り、大きな混乱もなく期末監査を終えられましたこと、改めまして御礼申し上げます。

さて、このコロナ禍の影響はしばらく続くものと考えられ、今後はウイルスと共存していくニューノーマルへの対応が求められます。あずさ監査法人においても、感染リスクを最低限に抑え、国民としてパンデミックの阻止に協力すると同時に、当法人の職員はもとより、クライアントの皆様の健康と安全を守ることを常に最優先いたします。その上で、監査法人が社会から付託されている、監査を通して健全な市場経済を守るという責務を、従前どおりかつ効果的に果たす所存です。

あずさ監査法人は、この責務を果たし、皆様からの期待に応えて確かな信頼を得るために、市場経済に混乱を与えかねない重大な不備を未然に防ぐ、効果的な監査を実現してまいります。またテクノロジーの進歩やSDGsに象徴される企業ガバナンスの質が問われている現状を背景に、常に当法人の役割を的確にとらえ、監査手法や業務の変革を追求し、皆様の期待に応えていく所存です。

そして、日本企業が直面する様々な問題の解決に向けて、当法人の支援体制を強化すべく、以下の3つの課題に引き続き注力してまいります。

1つ目は、グローバル対応力のさらなる強化です。コロナ禍において、リモートでの海外拠点のガバナンスをいかに効果的に構築し運用するかは喫緊の課題です。監査においては、引き続きグループ監査を強化し、またアドバイザリー分野においては、海外拠点のガバナンス強化という視点で個別企業ごとにカスタマイズしたサービスを提供し、新しい環境への効果的な適応を支援してまいります。

2つ目は、テクノロジーの進化への対応です。ビジネス環境が変化する中、企業の内部管理に関しても、私どもの会計監査に関しても、今まで以上にデータ分析を駆使した、効果的な対応が求められています。当法人はKPMGグループ各社と一体となって、あらゆる方面での変革に対応し、社会や企業に対して付加価値の高い新たな洞察や知見を提供してまいります。

3つ目は、ニューノーマルという新しい環境への対応です。コロナ禍が生んだ社会の激変は、社会の時計を大きく進め、企業や人々の在り方を新たな段階に推し進めた印象があります。こうした環境下では、様々な先端技術の急激な発展が期待されます。当法人は、有望な技術を有する起業家等が、テクノロジーを活用して新たなビジネスモデルを創出する、いわゆるインキュベーションの支援にも傾注してまいります。

社会からの期待に応え続けていくために、根幹となるものは人材です。テレワークが普及した現在も、人と人の信頼、組織と組織の信頼が、最も大切であることは変わりません。当法人は高い倫理観と誠実な姿勢で、皆様から信頼される真のプロフェッショナルの育成に励み、常に選ばれる存在である「The Clear Choice」の実現を目指してまいります。

 

有限責任 あずさ監査法人 理事長
KPMGジャパン CEO
高波 博之