GJP: グローバル・ジャパニーズ・プラクティス

グローバル・ジャパニーズ・プラクティス

全球日本业务发展中心

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ごあいさつ

皆様はじめまして。KPMG中国グローバル・ジャパニーズ・プラクティス(GJP)の新しい総代表に就任しました林田弘徳です。どうぞよろしくお願い致します。

間もなく始まる2023年は、ポストコロナの再始動となる一年です。過去3年間は、国境を越えた移動が制限され、また生活や就業、就学などの様々な制約を経験しました。経済的にも、化石燃料の価格高騰や円安、経済安全保障の強化など様々な変化がありました。これからの1年間は、経済の再成長に向けて世界中で様々な施策が始まり、各企業レベルでも温めていた事業変革を実行に移すとしになると予想しています。KPMGは以下の動きに特に注目しています。

1つ目は組織再編です。コロナの制約や中米の地政学的リスクを背景に、中国事業のパーパス(目的)のアップデートが加速しています。これに伴い様々な組織再編が起こるでしょう。組織再編には至らなくとも、グローバル・サプライチェーンの見直しは2022年春以降は大きなテーマでした。中国に大きなマーケットがあるビジネスを展開している企業は、意思決定、製品開発などをさらに現地化して、ローカル製品と対等に戦える組織を構築する必要があります。また、それに伴い中国独自の調達を確立する必要があります。

2つ目はデジタル化です。既にB to C市場はデータドリブンになり、データをクラウドに保管し、AIなどを駆使して効率的に使用できる部分をどれだけ早くデジタルに移行できるかが重要です。一般企業においてもデジタル化できる部分を出来るだけデジタル化することで、意思決定という重要領域に人を開放することが可能になり、生産性の向上が期待できます。生産性が低ければ、ビジネス界での生き残りは難しくなります。中国企業は、徹底的にデジタルを駆使し、コスト削減・省人化・効率化を図っています。中国速度・デジタルスピードで成長を続けることに躊躇してはいけません。

3つ目は、ESGに関してです。2021年6月に改訂された日本のコーポレートガバナンス・コードは、取締役会等にサステナビリティに関する取組みを全社的に検討・推進するよう求めています。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のためには、リターンを確保するだけでなくESGへの対応が不可欠になっています。この潮流は、現状のビジネスにおけるカーボン排出を測定し削減する努力にとどまらず、事業ポートフォリオの見直しにも波及します。さらには、ESGの取り組みは各国それぞれに違いがあり、中国における現状や規制動向に着目する必要があります。

このような時世におけるビジネス展開を私たちは一丸となってご支援したいと考えています。

 

 

尊敬的各位,我是KPMG全球日本业务发展中心(GJP)的新任中国总代表林田弘徳,请多多指教。

即将到来的2023年是后疫情时代重新启动的一年。在过去的三年里,跨国人员流动受到了限制,并且,生活、就业和学校教育等方面也经历了各种程度的管控。经济方面也发生了各种各样的变化,譬如化石燃料价格高涨、日元走弱、经济安全保障的强化等。未来一年,预计世界各地将开始采取各项措施来重新发展经济,各企业层面也将落地推行已经升温的商业变革。对此,KPMG将特别关注以下领域的发展动向。

首先,关于组织结构重组,在新冠疫情管控和中美地缘政治风险的背景下,中国业务的目的更新正在不断加速,这将伴随着各种组织结构重组。即使没有导致组织结构重组,但自2022年春季以来,对全球供应链的调整已成为了一个重要的主题。在中国拥有庞大市场的企业需要进一步实现决策、产品开发等方面的本地化,并建立一个能够与本土产品平等竞争的组织结构。与此同时,还需要在中国建立独有的采购机制。

第二,关于数字化,B to C市场已经成为数据驱动的市场,将数据存储在云服务器,并如何通过人工智能等手段将数据中可高效使用的部分快速转换为数字形式将至关重要。在普通企业,尽可能将可以数字化的部分数字化,使人们可以进入决策的重要领域,有望提高生产力。如果生产力低下,将难以在商界中生存。中国企业毫不犹豫地彻底实现数字化管理,以降低成本,节省人力,提高效率,并继续以中国速度和数字速度发展。

第三,关于ESG,日本在2021年6月修订的《公司治理守则》要求董事会等组织在公司层面考虑和推行有关可持续发展的措施。为了确保可持续增长和提高中长期的企业价值,除了确保盈利,解决环境、社会和治理(ESG)问题也非常重要。在这股浪潮中,企业不仅要努力测量和减少当前业务中产生的碳排放,还可能要重新调整业务组合。此外,各国的ESG政策也不尽相同,所以我们需要关注中国的ESG现状和监管趋势。

我们将戮力同心支持这个时代的业务发展。

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