今年も年の瀬を迎えました。世界経済は新型コロナウイルス感染症の衝撃から徐々に修復に向かっていると言えます。中国は感染拡大を効果的に管理し、経済も昨年のプラス成長に引き続き、今年も持続的な回復傾向を維持しました。2022年を展望すると、感染が徐々にコントロールされるにしたがって、マクロ政策はより柔軟で的確なものになり、中国経済は回復を維持し、外需からより多くの内需駆動への転換で成長が牽引されていくと予想されています。私たちは中国経済の成長率は今年は8.0%、2022年は5.2%と予想しています。またKPMGのグローバルCEO調査でも62%のCEOは世界経済の成長見通しに自信を示しており、コロナ拡大前と同水準まで回復すると見ています。回復後の経済について行くためにもDX及びGXにどのように適応していくかがキーになると考えます。また、2022年は国境を跨いだ人の往来の自由度が回復し、対面での交流の機会が増えることを願っています。